Gitelman症候群

《概念》
Bartter症候群類似の低K血症性代謝性アルカローシスをきたす。
《病態》
遠位尿細管のサイアザイド感受性Na-Cl共輸送体遺伝子の異常によるNa、Clの再吸収↓によりBartter症候群と類似の病態を呈する。
《疫学》
発症年齢はBartter症候群が小児に多いのに対し、思春期以降に軽度の筋力低下やテタニーで発症することが多い。
《臨床像》
血圧正常、R-A-A系↑、低K血症、低Mg血症、低Ca尿症
《治療》
K製剤、K保持性利尿薬(スピロノラクトン、トリアムテレン)

注目の記事

原発性閉塞隅角緑内障

関連ページ 緑内障 Stage分類と診断方法、診断基準、治療方針(試案2005年10月) Stage分類 PACS(primary angle closure suspect):原発閉塞隅角(症) …続きを読む…