Sjögren症候群

ドライアイ、ドライマウス、唾液腺炎、関節痛などを呈する自己免疫疾患。1933年、Sjögrenがそれまでになされていた数例の報告をまとめ、一つの疾患概念として提示した。50-60台の女性に多い。慢性関節リウマチはじめ他の膠原病を合併する事も多い。

診断は眼症状、口腔症状、眼検査所見、唾液腺生検、唾液腺造影、SS-A,SS-Bの自己抗体などによる。診断基準としてrevised European-American classification criteriarevised European-American classification criteriaが広く用いられている。

また呼吸器障害、腎障害、血管炎、神経症状など多彩な症状を合併しうる。

根治法はなくそれぞれの症状に対し、対症的な治療がなされる。

注目の記事

角膜ヘルペス

症状 違和感、流涙、結膜充血、眼瞼浮腫。 炎症の程度、部位により、視力低下も訴える。 所見 上皮型の場合、角膜上皮に特徴的な樹枝状潰瘍を生じる。 実質に炎症が波及すると、角膜混濁、前房内炎症を認め …続きを読む…