最新の記事
角膜ジストロフィー
家族性、遺伝性の角膜混濁、両眼性、進行性に生じる。角膜混濁が進行し、視力低下が著しいものには角膜移植を行う。また、エキシマレーザーによる表層角膜切除術が行われることもある。しかし、数年後には移植片にも ... 続きを読む
最終更新日: 2018-07-01 17:48:54
翼状片
結膜組織が鼻側(まれに両側)から翼状に増殖して角膜内侵入をきたす。慢性に進行する疾患である。原因として、外からの刺激(埃、光線など)や加齢が考えられている。症状翼状片は血管組織を伴っており、充血を認め ... 続きを読む
最終更新日: 2018-07-01 17:48:18
吹き抜け骨折
眼窩部の鈍的外傷などで、急激に眼窩内圧が上昇して起こる眼窩底の陥没骨折である。眼窩下壁に多い。症状眼窩結合組織が骨折部位に落ち込むことにより、上下方向の眼球運動障害(上転障害が多い)。複視、眼球陥凹、 ... 続きを読む
最終更新日: 2018-07-01 17:46:58
注目の記事
幽門側胃切除術
幽門側胃切除術の適応は術前診断でN0(リンパ節転移なし)のStageⅠAで胃の中部(M)下部(L)に存在する胃癌が適応となる。正中切開にて上腹部開腹し、転移の有無を確認するため、膀胱直腸窩、左横隔膜下にて洗浄細胞診。横行結腸中央部から大網を右方に切離し、右胃大網動静脈を結紮。次に肝十二指腸間膜を切離 ... 続きを読む
最終更新日: 2011-01-31 00:33:46
心室中隔欠損症(ventricular septal defect: VSD)
≪疫学・概念≫ 先天性心疾患は出生児の1%ほどが合併する。心室中隔欠損とは心室中隔に欠損校が存在する奇形である。心室中隔は漏斗部中隔、膜様部中隔、肉柱性中隔、流入路中隔の4部分に分けられ、これらの中隔や境界の欠損で心室中隔欠損は起こる。4つのうちでは膜様部欠損が最多である。一疾患単位としては先天性 ... 続きを読む
最終更新日: 2011-02-28 17:34:55
急性尿細管壊死(ATN:acute tubular necrosis)
〈概念〉 ・ 腎虚血や、腎毒性物質によって尿細管上皮が壊死性変化を起こした状態。 ・ 急性腎不全の原因として最も多い。 ・ 成因として、血流障害あるいは尿細管上皮に対する直接の障害が考えられる。 〈誘因〉 ・ 虚血による:術後、外傷後、広範な挫傷・熱傷後 ・ 腎毒性による:アミ ... 続きを読む
最終更新日: 2011-08-31 00:20:58