ギラン・バレー症候群(Guilan-Barre Syndrome)

≪病態≫

カンピロバクターやマイコプラズマの先行感染から2週間した後、末梢神経に脱髄性病変をきたす。細菌に対する抗体が自己の神経細胞の髄鞘を攻撃することによる自己免疫学的機序だと考えられている。

≪症状≫

四肢脱力

≪検査≫

脳脊髄液にて蛋白細胞解離(蛋白↑なのに細胞数→)

神経伝達速度の低下。

血液中に抗ガングリオシド抗体が検出される。

≪治療≫

IFN-βの大量静注、血漿交換療法がおこなわれる。

呼吸筋麻痺を伴えば生命の危険に陥るが、基本的には予後良好。

≪参考≫

Fisher症候群:ギラン・バレー症候群の一亜系であり、全外眼筋麻痺、運動失調、腱反射消失を3徴とする。

慢性炎症性脱髄性多発根ニューロパチーは2か月以上続くギラン・バレー症候群の亜系として考えられている。

注目の記事

初めての方へ

Web医学辞典メディペディアへようこそ!!この医学辞典は日本中の医師・歯科医師の知恵を結集して、自由に執筆でき、無料で利用できる電子医学辞典を創ろう!というアイディアが結実したものです。このアイディア …続きを読む…