フリクテン角膜炎

フリクテン角膜炎

≪原因≫ ブドウ球菌、クラミジア、真菌、結核菌などに対する遅延型アレルギー

≪所見≫ 角膜より、結膜に発症することが多い。 角膜輪部に発症したフリクテンは、角膜側へ移動し、白い隆起上病変となる。 隆起病変の周囲結膜には充血を伴う。 角膜炎は場所を移動し、移動部分に一致して瘢痕性角膜混濁となる。 新生血管を伴うこともある。

≪症状≫ 強い痛み。

≪治療≫ ステロイド、抗生物質の点眼。 2週間前後で治癒する。 難治性の場合は免疫抑制剤の点眼なども使用する。

注目の記事

幽門側胃切除術

幽門側胃切除術の適応は術前診断でN0(リンパ節転移なし)のStageⅠAで胃の中部(M)下部(L)に存在する胃癌が適応となる。正中切開にて上腹部開腹し、転移の有無を確認するため、膀胱直腸窩、左横隔膜下 …続きを読む…