塩谷信男
塩谷信男
しおやのぶお(1902-2008)
医師(内科)
山形県生まれ。1928年東京帝国大学医学部卒業。1930年京城帝大医学部助教授を経て、1931年に東京都渋谷区に内科医院を開業した。以降50年間に渡って開業医として診療を行った。診療の傍ら、ヨーガ・座禅・気功・丹田式呼吸など、世界各地の呼吸法を40年間に渡って研究し、60歳のときに編み出した「正心調息法」という瞑想と暗示と呼吸法を組み合わせた健康法を実践開始し、65歳でゴルフのシングルプレーヤになり、75歳でエベレストの登頂に成功。87歳、92歳、84歳のとき、ゴルフでホールインワンより難しいと言われるエージシュートを達成。100歳を超えてゴルフをすることで自らその健康法の証明を行った。健康法の考案者が、自ら100歳まで生きた極めて稀な例で、2008年3月14日、105歳356日で逝去。