腎前性急性腎不全

〈誘因〉

腎血流量の低下:心原性・出血量ショックに伴う血圧低下、熱傷

〈症状〉

乏尿、乏尿による影響(浮腫、肺水腫、高血圧)

老廃物排泄障害:悪心・嘔吐、頭痛、痙攣、意識障害

〈検査〉

BUN↑、血清Cr↑、血清K

尿濃縮機能正常:尿浸透圧>500mOsm/l

Naの再吸収↑、水分再吸収↑:尿中Na↓、FENa1.0

〈治療〉

補液(十分な利尿が得られるまではKを含まない補液)、輸血

腎血流が早期に回復すれば、腎不全は改善するが、遷延すれば腎性に移行する。

注目の記事

急性尿細管壊死(ATN:acute tubular necrosis)

〈概念〉 ・ 腎虚血や、腎毒性物質によって尿細管上皮が壊死性変化を起こした状態。 ・ 急性腎不全の原因として最も多い。 ・ 成因として、血流障害あるいは尿細管上皮に対する直接の障害が考えら …続きを読む…