hMG-hCG療法

排卵障害のある女性に対する排卵誘発法であり、現在これを用いて体外受精・胚移植が行われている。
hMG(ヒト閉経期ゴナドトロピン)はFSH製剤であり、卵胞を発育させる。hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)はLH作用を持っており、排卵を誘発する。
副作用として多胎、OHSS(卵巣過剰刺激症候群)などがある。

注目の記事

dermoid cyst(成熟嚢胞性奇形腫)

≪概念≫ dermoid cystは成熟した三胚葉成分から構成される。嚢胞は重曹扁平上皮でできた強靭な嚢胞壁で覆われ、正常卵巣とは明確に区別される。嚢胞の一部は皮脂、毛髪、歯牙、骨、軟骨、神経組織、 …続きを読む…