胆道閉鎖症

≪病態≫
胆管が発生不全や繊維化などにより、狭窄、閉塞する。
胆汁うっ滞性肝硬変を惹起する。

≪症状≫
胆汁うっ滞性肝硬変から肝不全へと移行する。
黄疸や、凝固能異常、灰白便がみられる。

≪治療≫
乳児期に診断される疾患であり、診断後60日以内に葛西手術が施行される。
葛西手術により肝硬変の進行が止まる場合もあれば、肝硬変が進行する例もあり、その場合は肝移植の適応となる。

注目の記事

エナメル質

エナメル質 エナメル質…歯冠象牙質の表面を覆う、人体で最も高度に石灰化した上皮組織である。人体では唯一の外胚葉由来の上皮性石灰化組織でほとんど無機結晶から構成され、細胞成分を全く含まない。完成した歯 …続きを読む…